社員の日常
トライアスロン大会へ出場してきました
2018.08.30
お疲れ様です、製版課のNです。
第33回トライアスロン中島大会へ出場してきました。
全国のトライアスロン大会の中では、指折りの歴史を誇る伝統の大会です。
愛媛県が全国に誇るべき大会だと思います。
2015年の30回大会以来の出場となります。当時は完走だけなら余裕というぐらい自信がありましたが、今回は完走できるのか不安でいっぱいでした。
理由は練習不足、サボってた訳じゃ無くて、ここ1年ぐらいアキレス腱炎になり満足に練習が出来なかったためです。(それでも無理してトレイルランとかやってましたが…)
ここ最近、ほとんど走ってないので痛みは、ほぼ無くなりました。
今年は、とにかく完走が目標です。
中島大会は前の日から会場入りする必要があります。土曜日は有給休暇をいただいて、三津浜港から中島へ渡りました。
三津浜港にて。大会参加者のために特別往復切符が販売されています。昔は無かったですよ。嬉しいですね。
9時10分に三津浜港から神浦港へ渡りました。
神浦港にて。ここから会場のある長師(姫が浜・長師グラウンド)まで自走で移動します。
長師についたら、さっそくテントの場所を確保しました。なんと、今年はテント泊です。宿がとれなくて、仕方なくテント泊をしました。
テント完成、20分ぐらいで完成。楽チンで素晴らしい。
テントは、モンベルのクロノスドーム1型。アウトドアーズコンパス様にて購入しました。1人用テントで、設営も簡単に出来る優れものです。あとコンパクトになるので、ザックに入れるのも簡単です。
とりあえず寝床は確保したので、選手受付、自転車の車検、ヘルメットチェックを受けました。あとは、夕方の競技説明会まで時間があったので、バイク(自転車)でコースの下見を行いました。今年からランが2.5㎞の2往復に変更になったので折り返し地点をチェック。バイクコースの折り返し地点も確認しました。
大会会場です。右上に見えるのがゴール地点です。
夕方から競技説明会へ。競技を安全にルールに沿って行うためにも重要な説明会です。来なかった人は失格になります。ちょっとした余興も入り、和やかな説明会でした。
説明会後は、いよいよ前夜祭スタートです。これが楽しみという選手は多いのではないでしょうか。
司会は、フリーアナウンサーの作道泰子さん。写真が小さくて申し訳ありません。
松山市長や愛媛県知事の挨拶もありました。2人が揃って訪れる大会は、他には愛媛マラソンぐらいでしょう。
宴会では、ひたすら飲み食い。明日のレースのためのエネルギー補給です。酒は昼間に差し入れで頂いた、缶ビール1本だけにしときました。これ以上、飲んだら明日のレースがヤバい(笑)
前夜祭後は、歩いてテントまで戻りました。
直ぐに風呂に入って寝る準備をしました。
夜のテント。
さて、横になって寝るか。と言っても暑くて眠れない……
1時間おきぐらいに目が覚める。困った、寝ないことには明日のレースが……。しかし、なかなか寝付けれないので、ときおり夜の海と星空を眺めていました。
寝られないけど、こんな景色を見られるのも良いもんだと思いました。
全然、寝られなかったので、5時半ぐらいから荷物やテントを片付けました。ささっと、終わらせて朝食を食べて、レースの準備へ。
トランジションへ荷物とバイクをセットして、当日の受付をして計測バンドをもらいました。これが無いと記録が出ません。
トランジションとは、バイク、ランの道具を置く場所。ここで3種目が切り替わります。下の写真がそれです。バイクやランシューズなどでいっぱいです。
準備が済んだら、緊張しながらスタートまでのんびりと過ごしました。
午前10時半のスタートに向けて、整列が始まった時はかなり心臓はバクバクでした。大丈夫か……(笑)
市長による気合い入れ、「えいえいオー」を3回やってからスタートしました。ここからはレース中のため写真はありません。
スイムスタート。
スイムがスタートしてから直ぐにアクシデント発生。500mも行かないぐらいの時に左目に他の選手から肘撃ちを受けてしましいました。幸いにもゴーグルがガードしてくれたので大事には至らなかったですが、一時競技中断して、ゴーグルを付け直して呼吸を整えてから再スタート。これはスイムバトルと言って、トライアスロンでは普通のことです。選手達が芋洗い状態の中を泳ぐから、蹴られたり叩かれたりは普通にあります。その後も、水をかく手で叩かれたりはありました(汗)
アクシデントもあり、なんとスイムフィニッシュは50分ぐらかかってしまった。自分の時計を見て、一瞬目を疑ってしまったぐらい遅かった。45分ぐらいを目指してました。
気を取り直してバイクへ。焦らず慌てず、自転車の準備を行い、用意してた熱中症対策のOS1を飲んでスタート。10㎞のコースを2往復です。
中島のバイクコースは比較的フラットで、楽だろうとか思われがちですが、そうでもないんです。風と暑さとの戦いです。向かい風だととにかくスピードが出ない。後半は暑さにやられてバテてくる。寝不足が影響したのか、後半の10kmから気分が悪くなってきました。吐きたいと思うようになったけど、失速しながらもなんとかバイクフィニッシュ。1時間40分もかかった。
予定より随分と遅れたので出来るだけ急いで、最後のランをスタートしました。暑さにやられたのか、気分が悪いので途中で何回も水を頭から被りながら冷却。氷も頂いたりしてたら、どうにか気分が悪いのは治まりました。助かった……
対面コースなので知人たちとエールを交換したり、地元の人達からの応援や、先にゴールした知人達からの応援を受けて、ゴールを目指しました。
一時はダメだと思ったけど、なんとか暑さと疲労と戦いながらゴールへ向かいました。
ランは1時間24分でした。
自己計測ですが、約3時間57分と数秒と言うギリギリでのゴールとなりました。(トランジションでのタイムも含む)
完走記録証は後日郵送で届きます。
とにかくゴールできてホッとしました。
これがフィニッシャータオルです。これがとりあえず完走の証。
真夏の炎天下、とくに今年は猛暑の中を3種目やりとげた人達に贈られる「鉄人」と言う称号を今年も得られました。
アキレス腱炎の方は治りかけているので来年も中島大会へ出場して、もっと速いタイムでゴール出来るように頑張ります。
その前に、10月に四万十川ウルトラマラソン60㎞の部があります。こちらも何とかゴール出来るように頑張ります。