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明朗社の日常

防災訓練/消防訓練編

2018.10.02

皆さんこんにちは。
明朗社 企画課のNです。

毎年弊社では年2回の防災訓練を行っているのですが、
今回は、台風の豪雨災害や各地で大きな地震も続いていることもあり、
より実践的な防災訓練を!ということで、
砥部消防署・上田消防建設株式会社様のご協力のもと、
本格的な「消火訓練」に取り組みました。

水害による洪水や、地震による倒壊の後には、火災に繋がることも多く、
私たちのできる範囲の初期消火であっても、とても重要になってきます。

訓練を通して学んだことをブログを読んでくださっている皆さんにもご紹介していきたいと思います。

 

1.消火器の使い方(初期消火)

最初に、説明していただいたのが消火器の種類。
ざっくり2種類  A火災B火災C火災に対応した弊社にも設置してある
粉末を噴射し、窒息・冷却するオールラウンダーな
ABC粉末消火器
※A火災…普通火災/B火災…油火災/C火災…電気火災
もうひとつは、今回訓練用に使用させていただいた
水消火器
どちらも共通なのは、噴射時間は約15秒、
噴射距離は約5mであること。

消防署員の方の実演の後、3名ずつ数名の社員が実際に体験してみました。

「火事だ〜!!」「誰か119番への連絡お願いします!」
と大きな声と同時に消火開始!
え、そんな大きな声も出せるの!?って人やらやたらと様になっている人(何かのプロ!?)、様々。

操作としては、
①ピンを抜く
②ホースを持つ(ぶれないようにできるだけ先の方を持つ)
③レバーを強く握る(女性だと体重をかけるくらいでもいいそうです)

4m位の距離から始め、火が弱くなってきたら少しずつ近づきながら消火。
15秒消火剤がなくなるまで、きっちり使い切りましょう。

ここで心に留めておきたい大切な話。
上に「誰か119番への連絡お願いします!」と書きましたが、
これは事故などの時の救急車を呼ぶときにも当てはまる話だそうですが
たくさん人がいる場所で「誰か」というと、
群集心理が働いて「自分がやらなくても誰かやっているだろう」と
結局誰も通報していない…という状況になることがあるそうで、
ずばり「○○さんお願いします」「あなたお願いします!」と
はっきり指名した方がいいとのことです。覚えておきましょう!

 

2.屋内消火栓設備の使い方

こちらはあまり詳しく書いても、各施設やお家によって違うと思いますので
割愛させていただきますが、弊社の場合は2名で協力しながら
ホースとボタン・バルブを担当して使う設備になっていました。


初めて見ましたが、かなり勢いよく水が放出されておりなかなかの迫力でした。

これは、どこの施設でも言えることですが、ホースが角や障害物を避けないと
いけないときは、ホースが折れ曲がってしまうと本領を発揮できないので
できるだけ大きく弧を描いて余計な圧力をかけないようにということでした。

 

3.総括

最後に、消防署の方から、どんな優れた設備があっても
どこにあるのか「場所の把握」「使い方」がわかっていなければ
宝のもちぐされになってしまうので、
もう一度身の回りの防災設備の確認を徹底してくださいと、
身の引き締まる、お言葉をいただきました。

 

ご協力いただきました、砥部消防署・上田消防建設株式会社様 本当にありがとうございました。

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